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オナモミVOL.02『線 〜速贄〜』{定食屋108}
は、台本作者の都合により、延期させていただくこととなりました。
楽しみに待っていて下さった方々、
また関係者の方々に深くお詫び申し上げます。



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街灯の下・・・。

電信柱の灰色・・・。



私は、夜の空気の中、

固く立ちはだかる電信柱の灰色が、何故かとても気になっていた。





寒さが深くなり始めた頃、私達はひとつコートの襟の中。

















2つの唇は重なった・・・








だけど、



あなたとわたしは、



それぞれ 別の道へと 歩いて行った。





私は帰る。

(・・だけど何処へ?)



自分のアパートの階段下まで戻って、くるりとなぜかまた歩きだした。





商店街。


よれた紺色の暖簾はまだ かかっていた。


暖簾のすきまから、有線ラジオの音と明かりがもれていた。


昼は通い慣れた定食屋の片隅で、

アジのフライとおひたしを頼み、瓶ビールもひとつ頼んだ。


さば焼きを箸でついばむサラリーマンが独り、ちらり とこちらを見た。




女が ひとり 瓶ビール・・・




「いいじゃない。」




なんだか今夜はまだ、外でお酒が呑みたかった。


いまだ濡れたままの唇。

さびれた定食屋。



窓に映る自分の顔は、すこし疲れていた。

はみだした口紅・・・。

温かいおしぼりを手に取った。



ワタシは何に疲れているのだろう・・・?



ふと気付くと、同じテーブルの向い側、もうひとり お客が座っていた。

よく知った顔の男・・・

"KIRIN"と名の入ったグラスをもうひとつ 店員さんにお願いする。



私は男に瓶ビールを傾ける・・・・・



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オナモミ事務局より



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